三重県松坂市は、小津安二郎が10歳から20歳までを過ごした父・寅之助の郷里で、まさに映画監督・小津の揺籃の地と言えるところです。
松阪市と「小津安二郎青春館」の主催で、毎年小津安二郎関連の行事が行なわれていますが、今年は元「小津組」の兼松撮影監督と、新・雲呼荘「学芸員」の渡辺千明がお招きを受け、東京工業大学助教の宮本明子さんの司会で、それぞれの立場から小津さん、そして野田さんを語りました。